Japan Polyurea Technical Association

技術情報

  • J.P.テックコート シリーズ

    三和ペイント工業,NUKOTE社のピュアポリウレア,ハイブリッドポリウレアの吹付・手塗,それぞれの用途に合わせた技術情報を提供

  • プライマー

    金属・コンクリート(湿潤面含む)に対応するプライマーの使用方法等技術情報を提供

技術紹介

ポリウレアとは

ピュアポリウレア樹脂は、イソシアネートとアミンとの化学反応によって形成されるウレア結合が主体となった化合物です。
指触硬化時間は数秒と極めて早く、しかも無溶剤・無触媒ですから環境にやさしく耐酸・耐アルカリ性等の薬品性や耐久性にも優れています。

優れた物性
  • 優れた物理的性質(引っ張り強さ、引裂き強さ、耐衝撃、耐摩耗性、耐久力など。)
  • 接着力、防食性、耐薬品/耐酸性、耐熱性、耐寒性など優秀な性能。
  • 鉄材、コンクリート、各種被塗体(非鉄金属、木材、プラスチック、FRP)などに接着力が優れている。
  • 100%固形分の無溶剤タイプでVOCがない。(溶剤、希釈剤の使用が不要。)

耐候性

ポリウレタンと異なり、水分、紫外線、温度等、地球上で一般的に曝される各種要因に対して劣化がほとんど見られず、伸び、強度とも長期間にわたって維持します。3000時間にも及ぶウェザーメータによる加速試験でも、強度データには一切変化が見られません。

変電設備

例え、腐食により穴が開いていたとしても、短時間に強力な皮膜で覆われますので、漏電事故を防ぎます。皮膜は、太陽光線や空気中の物質でほとんど劣化しないので既存設備の長寿命化が図れます。

OUV促進 耐候性 JPテックコートSUPERDECK US350D(3,000時間後の強度保持率)

1)試験方法:ASTM G 154(非金属性材料の紫外線暴露を、蛍光ランプを利用して実施した標準実験
2)ランプの種類:UVB-313
3)試験時間:500時間・1,000時間・2,000時間・3,000時間
上記物性はシートでの測定データです、規格値ではありません。

機械特性

ポリウレアは、 振動、変形、クラックに追従し割れが生じず、長期間にわたって防水、保護性能を維持します。ですから、船舶のように常に振動や衝撃を受けるような構造物でもしっかり保護することが出来ます。よって、耐摩耗性が高く、砂や水によるエロージョンだけでなく、自動車の走行等でもほとんど摩滅しません。

  • 船舶のデッキ

    直射日光、海水、振動を受けながらも劣化が見られません。

  • サンドブラスト照射後の状態

    2mの距離から10秒、1mの距離から5秒照射したが、表面を拡大しても、ほとんど磨耗は見られなかった。

  • フェリー ランプゲート

    施工後約半年経過した状態。 上がJ.P.テックコート、下は一般塗装。一般塗装ではタイヤの通るところが痛んでいるが、J.P.テックコートに変化はほとんどありません。

J.Pテックコート物性表

引張強度・破断伸び:KSF4922(ASTM D 412) / 引裂強度:KSF4922(ASTM D 624) / 硬度:ASTM D 2240

広範囲な適用性
  • 防食/防水用 薬品タンク、配管、パイプ、鋼管用、構造物(鉄、コンクリート、海洋プラント、産業施設、工業用  など)、船舶、化学工場、精 油施設、発電所、水処理施設(廃水処理場、下水終末処理場、浄水場、下水管やマンホール、PC管や海岸など)、鉄道軌道構造 物、橋脚など。
  • 床材/駐車場、産業施設、冷凍/物流倉庫、インラインスケート場、体育施設、滑り止め用、道路表示など。
  • 防水材/コンクリートと鉄構造物、地下構造物、運動場スタンド、屋根、体育館ドーム、垂直/壁面、ウレタンフォーム断熱防水など。
  • 特殊用/各種の造形物、木材、合板コーティング、自動車内装、鉄道車両ライニング/トラック荷台、発泡スチロール、舞台のセット場など。

耐薬品性

多くの化学薬品、油脂類に耐性を有します。このため、下水処理場や汚物タンク、薬品・石油タンクの漏洩防止壁などに利用されています。特に、汚泥沈殿槽の攪拌プロペラのように物理的な摩耗も同時に受ける場合にはその効果は絶大です。

耐薬品性 J.P.テックコート SUPERDECK UT256D
耐薬品性 J.P.テックコート SUPERDECK UT256D

1)試験方法:ASTM D 3912(30日間浸漬)
2)試験塗料:SUPERDECK UT256D
3)試験手順:厚さ1㎜の塗膜作成後、7日間25℃雰囲気中で養生後、浸漬を行った。
判断基準 ○ 推薦可能 △短期間 推薦可能 ×推薦不可

物性・重さ
変化率
0~5%   変化  A
5~10%  変化  B
10~20% 変化  C
20%以上 変化  D
状態変化 塗膜破壊または膨れ F
超速硬化型樹脂
  • スプレー塗装用超速硬化型タイプで乾燥がとても速い樹脂。
  • 20秒以内Gel Time、指触乾燥30秒。
  • 30分以内に歩行、1時間以内に軽車両の通行可能。

病院厨房

床に水が浸透しなくなり、衛生的な床になります。
夕食の片付け終了後から、作業を始め、朝食の準備開始までには再び使えるようになります。

工期を大幅に短縮!トータルコストの削減へ

J.P.テックコートでの施工後は、乾燥、硬化をほとんど待つことなく次工程に入ることが出来るため、工期を大幅に短縮します。
また、夜間、休日を利用することにより、稼動中の工場、施設を休止せず に施工することが可能です。多くのJ.P.テックコートは溶剤を含まず、V.O.C.(揮発性有機化合物)を全く発生させないため食品工場や厨房でも、施工直後から使用可能となります。 また、紫外線劣化がなく、極めて強い樹脂皮膜は長年にわたってメンテナンスフリーです。メンテナンスや補修にかかる実費、手間が不要になることは、長期の使用に対して大幅なコストダウンが得られることを意味しています。